現在、デスクトップ共有についていくつかの問題が報告されています。
今回のエントリーではデスクトップ共有で問題が発生した時の対処方法と、弊社の取り組みの内容をご説明させて頂きます。
Q.ドライバーのインストールに警告画面が表示されてしまいます。
A.これはデスクトップ共有で利用しているドライバーにデジタル署名が入っていない為、ドライバーのインストール時にWindows Vista以降で警告画面が大げさになってしまったことが原因です。
弊社では現在、マイクロソフトからドライバーの署名をもらうために、ドライバーのテストを受けている最中です。時期は正確にはお答えできませんが、今後のバージョンで警告が表示されないようになる予定です。
Q.特定の解像度でズームを変更すると、表示が乱れてしまいます。
A. 最近のPCは様々な解像度のPCが登場してきました。そのため、開発当初では想定していなかった解像度のパソコンが出てきたため、不具合が発覚してしまいました。現在、WXGA(1366×768)の解像度のパソコンでズームを変更するとこの現象が発生する事を確認しています。
弊社では、この問題を認識しており、現在修正作業を行っています。この解像度のPCをお使いの場合、ご不便をかけて申し訳ないのですが、修正版のリリースまでズーム機能を正常にご利用頂けません。
Q.64bit環境で動作しません。
A. デスクトップ共有で利用するドライバーが32bit専用で、64bit専用のドライバーが存在しない為に発生しています。
弊社でも近年の急速な64bitパソコンの普及を認識しておりますので、リリース時期は正確にお答えできませんが、ドライバーは現在開発中です。
Q.32bitのパソコンなのに、デスクトップ共有ができません。
A. 前述のドライバーのインストール時の警告画面でキャンセルを押してしまったことや、何らかの原因でデスクトップ共有用の専用ドライバーがインストールされていないことが考えられます。
デバイスマネージャーでSOBA HOOK Driver がインストールされているのかご確認ください。
もし、インストールされていない場合、もう一度SOBAをインストールして頂くと、デスクトップ共有のドライバーのみインストールされる仕組みになっています。