先日、無料のTV会議システムのSOBA CITYの
新しいクライアントであるバージョン3.3.2をリリースしました。
今回のリリースの目玉機能はエコーキャンセラーです。
今まで、SOBA CITYを利用していて自分の音声が返ってきて会話がしにくかったり、
ハウリングして会議にならないようなケースになった方もいらっしゃったと思います。
これは自分の話した声がスピーカーから音が出てしまい、
それをまた自分のマイクが拾ってしまうため発声してしまう事が原因です。
この現象を解決する一番簡単な方法はヘッドセットを使う事なのですが、
多人数で音声を聞きたい場合などには難しいですよね。
そこで、エコーキャンセラーが有効になります。
通常、エコーキャンセラーを備えた外付けの機器は高価なものが多いです。
外付けの機器ほど効果はありませんが、
今回のバージョンからエコーキャンセラーをソフトウェアで処理できるようにしました。
エコーキャンセラーは入力機器と出力機器が同じ時に一番効果を発揮します。
Webカメラに搭載されているマイクをご利用の場合は
思ったほど効果がでない可能性もあると思います。
その場合、設定ツールや設定ウィザードで
Webカメラ以外のマイクを利用してお試しください。
尚、エコーキャンセラーは設定ツールでオフにする事も可能です。音声に違和感を感じられる方はオフにしてお試し下さい。
※SOBA mierukaもこのエコーキャンセラー機能を取り入れたバージョンを11日の深夜にリリースする予定です。