Web会議システムを開発販売する株式会社SOBAプロジェクト(本社:京都市、代表取締役 乾 和志)は、わずか2行のHTMLコードでビデオチャットを実装できる開発キット「SOBAフレームワーク・クラウド」において、スマートフォンのWebブラウザ(iOSではSafari、AndroidではChrome)に対応したバージョンを2018年10月23日にリリースします。
従来の「SOBAフレームワーク・クラウド」では、スマートフォン上でビデオチャットを実装する場合には、スマートフォンのスマホアプリを開発する必要がありましたが、今回のバージョンによって、スマホアプリの開発が必要なく、Webサービスだけでビデオチャットを実装できるようになります。
そのため、PC(Windows、Mac)のWebアプリケーションをそのままスマートフォン(iOS、Android)で動作させることが可能となり、開発コストを大幅に抑えることができます。
■SOBAフレームワーク・クラウドのパーツ
この開発キットでは、各種の機能をパーツとして実装しています。パーツの背後には複数のサーバがありますが、HTMLコードを記述するユーザは、サーバの存在を意識する必要はありません。
各種パーツをWebページに組み込むためには、基本的にはそれぞれ2行程度のHTMLコードをWebページに記述します。
また開発キットには、次のようなパーツがあります。
– 映像音声・パーツ
映像と音声をWebページに組み込むことができます。画角やフレームレート、画質自動調整機能など、各種機能をパラメータの指定により制御できます。WebRTCにも対応しています。
– 録画再生・パーツ
映像音声をはじめ、テキストチャットやスライドを録画することができます。
– チャット・パーツ
テキストチャットの機能をWebページに組み込むことができます。音声認識の機能も備えています。必要な機能はパラメータの指定により制御できます。
– スライド・パーツ
自由に絵がかけるドロー機能や資料を読み込んでスライド化する機能があります。スライド・パーツのデザインはCSSで指定することができます。また各種機能は、パラメータの指定により制御できます。
– 動画共有・パーツ
動画を遠隔地と共有することができます。動画の再生・停止・シークなどが遠隔地と同期します。
– アンケート・パーツ
アンケートを取ることができます。
■Webページに追加するHTMLコードの例
Webページに記述するHTMLコードですが、たとえば、映像音声パーツを組み込む場合、下記のようなコードをWebページに追記します。
<div id=”soba-widget-publisher-xxxxx” data-width=”320″ data-height=”240″></div>
<script src=”xxxxx” type=”text/javascript”></script>
また、サンプルが、https://widgets.soba-project.com/demos/video にあります。
■動作環境
[PC]
・対応OS:Windows Vista / 7/ 8、Mac OS X 10.5以上、・CPU:Core2Duo 2GHz相当以上
・対応ブラウザ:InternetExploer 9 以上/Firefox 16以上/Safari 5 以上 /Chrome 8以上
[スマートホン・タブレット]
・対応OS:Android5以降、iOS11以降
■開発キットの利用料金
ご利用時間 | 月額料金(税別) |
2,500分まで | 無料 |
7,500分まで | 25,000円 |
20,000分まで | 50,000円 |
【本件に関するお問合せ】
株式会社SOBAプロジェクト http://www.soba-project.com 〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町93番地 京都リサーチパーク 6号館 3階 TEL 075-323-6066 / FAX 075-323-6067 /e-mail:pr@soba-project.com |